トランセルは、第1世代で登場したむしタイプのポケモンです。キャタピーが進化した姿で、バタフリーに進化します。さなぎのような緑色の姿が特徴のこのポケモンは、いくつもの節からなる三日月形の体をしています。トランセルの殻は鋼にたとえられるほどの硬さで知られ、無防備になりやすい変態の時期に身を守る重要な役割を果たします。
頑丈な外見とは裏腹に、殻の内側の体はやわらかくてデリケートなため、強力な攻撃には弱い一面があります。身を守るため、トランセルはおもに得意わざの「かたくなる」を使って防御力をさらに高めます。やわらかい中身をうっかりこぼしてしまうことがないよう、ふだんはほとんど動かずにじっとしています。
野生では、温帯の森林やジャングルで、群れで暮らしている姿が見られます。天敵にツツケラがおり、防御に特化した進化の重要性がうかがえます。「Pokémon Sleep」では、眠っている間もずっと「かたくなる」を使って身を守りつづけるという独特の睡眠の習性が明らかになりました。
ポケモン図鑑データ
- 分類:さなぎポケモン
- 高さ:0.7 m
- 重さ:9.9 kg
- とくせい:だっぴ
- 捕獲率:120
タマゴ・繁殖
- 性別比:オス 50%、メス 50%
- タマゴグループ:虫
- 孵化歩数:約3,840歩
バージョン別ポケモン図鑑の説明
- 赤・緑:「からが やわらかい あいだは こうげきに よわい。やわらかくて もろい からだが むきだしに なっている。」
- ピカチュウ:「からを かたくして みを まもる。だが つよい しょうげきを うけると からから とびだして しまう。」
- 金:「からの なかは やわらかくて よわい。しんかの ために じっと うごかないで いる。」
- ルビー・サファイア:「からだを おおう からは てつの いたのように かたい。あまり うごかないのは かたい からの なかで やわらかい なかみを しんかの ために ととのえて いるからだ。」
- ソード:「しんかの ときを まっている。この じょうたいでは かたくなる ことしか できないので うごかずに こうげきを さける。」
- シールド:「じょうぶな からに つつまれているが なかの からだは やわらかい。はげしい こうげきには たえられない。」
進化
キャタピー(レベル7)→トランセル(レベル10)→バタフリー
生態と世代ごとの追加要素
トランセルの習性や特徴は、世代を重ねるごとに掘り下げられてきました。初期の作品では、おもに防御力の高さと動きの少なさで知られていました。のちの世代では、森林やジャングルで群れをなす集団行動が明らかになり、生態に奥行きが加わりました。「Pokémon Sleep」では、休んでいる間もつねに「かたくなる」で身を守るという独特の睡眠の習性が紹介されました。さらに、アローラ地方のポケモン図鑑の説明では、硬い殻を持っていても強い衝撃を受けると中身が飛び出してしまうという弱点が新たに示されました。